三国志漫画は横山光輝のが面白い┃作品の魅力とあらすじを紹介

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私は歴史が大っ嫌いでして、学生時代の歴史の授業なんてほんとに拷問のようにしか思えなかったほどですが、横山光輝先生の作品は大好きなんで読んでみたんですよ、三国志。

いやーそしたらはまるはまる、面白いですねーこれは。 最初の1章を読んだらもう先が気になっちゃって、どんどん進みますね。 さすが漫画の鉄人、横山光輝ですね。

話はもちろんの事、横山先生の味のある絵がまたいいんですよね。 子供の頃もバビル2世などを夢中になって読んだものですが、やっぱり横山先生の絵はいい。 

絵に躍動感があると言うか、見てるだけで気持ちがいいと言うか、これぞプロの絵という感じですかね。 特に戦の場面などを読んでいると、こっちまで興奮してしまうんですよね。

最近の、細い線で描く漫画家にはとても出せないですよあの味は。

ちなみに、横山光輝の三国志は第20回日本漫画家協会賞優秀賞という賞を受賞しております。

私は中国も嫌いなんですが、それでも面白いですね横山先生の三国志は。 どこの国の話かということは気にせず、まだ世の中が乱れまくっていた時代の話ということで読んでいます。

私と同じく歴史に興味がないという方も1巻だけでも読んでみてください。 1巻の中盤ぐらいで張飛という人物が出てきますが、そうしたらもう止められません。 彼の豪快な人柄に誰もが惹きつけられるでしょう。

横山光輝の三国志が読める電子コミックストアはあまりないです。 そしてここが一番安いです。 ☟

横山光輝の三国志はファンタジー?

横山光輝の三国志は吉川英治の小説「三国志」をもとに、横山先生独自のアレンジを加えたものです。 

なので、「横山光輝の三国志は史実とは違うよ」と言う人がいますが、そういう話を聞くと私は笑ってしまいます。 だって「史実と言われているもの自体が間違ってるかもしれないじゃん」って思いませんか?

例えば、西郷隆盛なんて結構最近の人でさえ嘘の情報がはびこっているじゃないですか。 テレビとかによく出てくるあの西郷隆盛の顔、あれは親戚の顔写真から推測して描かれたもので本人の顔とは全然違うって、歴史嫌いの私でも知ってますよ。

西郷隆盛なんてたったの100年ぐらい前の人物のことでも間違ってるのに、三国志なんて1800年も前の話はもっと間違えだらけのはずです。 それなのに正史三国志なんてものがあるんだから笑っちゃいます。 これだから歴史は嫌なんです。

どうせ歴史なんてどこまで正しいのか分からないのだから、そんなことは気にせずに面白ければいいじゃないですか。 極端な話、地球にそっくりの別の星の話と思って読んでもいいんじゃないですかね、中国に興味ない人は。

三国志のあらすじ

あらすじと言いましても、これは本当に長大な話なので、劉備たちの義勇軍が出来上がるまでのあらすじを書きました。

三国志はまだ国がきちんとしていない時代の、世が乱れきっていた頃の話です。 

国を荒らしていたのは黄巾賊という何万人というすごい数で結成された集団です。 彼らは小さなグループに分かれ、国のあちこちに出没し、罪もない人々の金品や食料を殺して奪っていたのです。

主人公は劉備という青年です。 彼には誰からも一目置かれるような気品があって、知的で、ただ者ではないという雰囲気を持った青年です。

黄巾賊のせいで劉備も何度も危ない目に遭います。 

そして、ある僧侶に頼まれ、1人の女性を安全な場所まで連れて行こうとした時に、ついに黄巾賊に見つかってしまいます。

劉備は死を決して闘うのですが、闘い慣れした賊には敵わず、のどに槍を突きつけられてしまいます。

絶体絶命の劉備。 いよいよ殺されてしまうという時に1人の男が現れ、「おーい 待った待った」と割って入ります。 彼も黄巾賊の仲間のようです。

しかし、劉備を殺そうとしていた男を軽々と持ち上げるとヒョイと投げ飛ばし殺してしまいます。

残りの賊たち(4人)は怒ってその男を殺そうとします。 

しかし、その男は身長が2メートルはあろうかという大男で、喧嘩慣れしている上に力も凄まじく、4人の賊はあっという間に素手で殴り殺されてしまいます。

この大男が張飛です。 彼は黄巾賊に恨みがあり、黄巾賊に入って恨みを晴らす機会を狙っていたのです。

劉備は助けてもらったお礼に剣を張飛に進呈し、張飛と別れ故郷に帰ります。

故郷に帰って仕事をしていると、劉備は町角に立てられた立て札を見つけます。 黄巾賊と戦う兵を募集する立て札です。

立て札を見つめながら世の行く末を心配していると、ある男が「よう」と言いながら劉備の肩をポンと叩きます。 振り向くとそれは張飛でした。

張飛が劉備に「この立て札を見て何を感じるか」と聞くと劉備は「何も感じない」と答えます。

すると張飛は興奮して「嘘だ! あれだけ長時間札を見つめていたのは何かを感じたからだ」

そして、「あなたはただの農民には見えない、それにあなたが私にくれたこの剣は平民が持つような物ではない」と劉備を問い詰めると、劉備は自分が実は漢の皇帝の血を引く者だと打ち明けます。

それを聞くと張飛は地にひざまずき、「この剣は私のような者が持つものではございません」と言って、剣を劉備に返します。

劉備は「世のために立ち上がりましょう。 時節が来たら私の家に来てください。」と張飛に伝えて家に帰ります。 張飛は「承知しました。」と言うと、自分の村に喜び勇んで帰ります。

ある日、劉備が農作業をしていると張飛が義兄弟の関羽を連れて現れます。

劉備が2人を母親に紹介すると母はとても喜びます。 劉備の家の近くには桃の木がたくさん生えている所がありまして、母はそこに酒宴の席を設けます。

宴の場が完成するととても寂しそうな顔をする母。 でもすぐに少し微笑みます。

母が劉備に「さあ、男同士夜が明けるまで飲み明かしなさい」と言うと宴は始まりました。 3人はそこで義兄弟の誓い・主従の誓いをします。 劉備が一番兄です。

3人が盛り上がるのを傍らで見て母は涙を流して喜びます。

宴が終わると劉備は母の前にひざまずき「乱れきった世を正すため世の中に出て働こうと思います」と言います。

母は幸せそうな顔をしながら「私のことは心配いらないから人々のために立派に戦いなさい」と答えます。

すると、宴のことを聞きつけた劉備の村の人たちが劉備たちのところに集まってきて、「劉備様、私たちも黄巾賊と戦わせてください」と言って義勇軍に志願してきます。

こうして、劉備・関羽・張飛3人を代表とする義勇軍が誕生しました。

劉備たちはさっそく太守様の所に行き、国のために働かせてくださいと言います。 劉備たちはたいそう喜ばれ手厚くもてなされます。

何日かすると大興山という所に約5万人もの黄巾賊が居座っているとの情報が入ってきます。 劉備たちも戦に加わります。 劉備たちの義勇軍の初めての戦です。

黄巾賊は劉備たちの義勇軍を見ると、百姓の格好をしているので腹をかかえて笑います。

いよいよ戦闘開始。 義勇軍は黄巾賊たちに突っ込んで行きます。 黄巾賊たちには頭が2人いますが、義勇軍が百姓部隊なのでなめきっています。

義勇軍は確かに百姓部隊ですが、こっちには関羽と張飛がいます。 2人の腕前は半端じゃありません。 

「張飛様の恐ろしさをたっぷりと見せてやるか」と自信満々の張飛。 巨大な薙刀を手に、馬に乗って颯爽と突っ込んでいきます。

さあ、戦の結末はいかに……

劉備・関羽・張飛の戦いは始まったばかりです。

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